月別アーカイブ: 2012年 8月

被告人を撮影した弁護士に対する懲戒請求

東京拘置所が、接見時に被告をデジカメで撮影したり、会話を録音した弁護士に対し、拘置所の管理規則に違反したとして懲戒請求を行ったという記事を読みました。
被告人が拘置所で暴行を受けており、暴行の証拠となる傷を撮影する場合や、責任能力が争いになる場合など、被告の様子を記録として残す必要が大きいことはしばしばあります。
拘置所は、被告のプライバシーが侵害される、施設の警備上支障がある等、写真撮影を禁ずる理由を述べているようです。
被告人が納得して被告人の利益となるように証拠を残すことが、被告人のプライバシーの侵害になるとは思えません。
また、拘置所のうち、被告の身体とその背後の面会室の壁等を撮影することが、拘置所の警備に支障をきたすとは思えません。
拘置所が一律に接見中の撮影を禁じる措置は、公判になってからでは集められない証拠をあらかじめ保存することを不可能にしてしまう恐れがあり、弁護士として、容認できるものではありません。

小豆島

2012/ 8/17  8:48

小豆島に旅行に行ってきました。
弁護士には珍しい、純粋にプライベートの旅行です。
自然に囲まれてリフレッシュしてきました。

春日井

名古屋から20分ほどの春日井まで、接見に行ってきました。
身体拘束された被疑者は、弁護人以外の者との面会は禁じられることが少なくありませんが、弁護人とは接見する権利があります。
なぜか春日井市役所が観光案内の掲示板に載っていました。

太田川駅

半田簡易裁判所に出廷してきました。
途中の乗換駅に、太田川駅があります。名古屋から約15分の、名鉄(名古屋鉄道)のターミナル駅です。
駅のホームが2階と3階にあり、土地を有効活用しています。

更生保護施設

刑期を終えたり、仮釈放で刑務所から出所した者が、仕事を見つけて自立できるまで、入所できる施設を、更正保護施設といいます。名古屋から50分かけて、私の担当する被疑者が入所していた更正保護施設、愛知自啓会に行ってきました。
施設といっても、古い小さなアパートのようなところです。
いかにも世話好きそうな施設の方に迎えられ、施設の運用等もお話しいただけました。施設にいられる期間は6か月であり、保護観察所から入所の要請があるのが通常です。

名古屋保護観察所

私の担当していた少年が、保護観察(少年を少年院に収容せず、社会で生活させ、月に1~2回保護司の指導を受けさせる)に付されたので、名古屋保護観察所に同行しました。
昔は名古屋入国管理局があった建物らしく、入口で金属探知機による検査を行う、ものものしい建物です。
終了後に、近くにある名古屋市役所で昼ごはんを食べました。

西可児の座布団

西可児に、物件の明け渡しの立ち会いに行ってきました。
弁護士は、建物の損傷の有無や敷金の返還を巡るトラブルを防ぐため、しばしば建物明け渡しに立ち会い、現場を写真で保存するのです。
西可児は、名古屋から50分ほどののどかな所です。
お客様の善意で、駅に座布団が用意されるという、温かい町のようです。

名古屋少年鑑別所での面会

2012/ 8/ 3 23:04

付添人として、少年との面会に行ってきました。名古屋少年鑑別所に12時過ぎに着いたところ、12〜13時は一切面会できないと言われてしまいました。
仕方ない、と思いながら、近くの中華料理屋で、久々にのんびりランチをいただきました。