名古屋少年鑑別所に行ってきました。
少年鑑別所は、非行少年を収容する施設であり、弁護士は、付添人として、収容されている少年の利益を図るのです。
名古屋の鑑別所は、どの駅からも15分以上かかる不便な場所にあるため、自転車で行ってきました。
自転車で行く途中に、見慣れない看板を見つけました。
名古屋少年鑑別所
弁護士会に支払う費用
弁護士業を行うには、必ず弁護士会に登録しなければならず、弁護士会費を支払わなければなりません。
5月17日に、弁護士が弁護士会に支払っている費用の一覧が公表されていました。
愛知県弁護士会の5年目の弁護士の場合、会費が月額41500円、年間49万8000円となるそうです。
これは全国で見れば安い部類であり、釧路の帯広支部で115万4400円、島根で102万1400円など、弁護士の数が少ない地域では、大幅に高くなっています。
個人的には、私の金銭負担が気になりますが、この地域間の差の大きさは問題があるように思えます。
当初は資金の援助等を受けられることもあって、地方に開業した若手弁護士が、地方に残りにくい原因ともなりそうです。